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羽の裏側は銀色で表はオスが紅(オレンジ)色、メスが銀灰色の模様のあるシジミチョウの仲間です。
林の中の木の葉の上や林道の湿ったところで水を吸っているのを見かけます。

羽の裏側は灰褐色の波紋があり、後羽の先端は赤みを帯び、黒い2つの蛇の目模様があります。尾状突起もあります。
羽の表側は淡い青色でヤマトシジミに似ます。

小さな茶色のセセリチョウで前羽には白い点がCの字をかたどるように並んでいます。
後羽には五つの白点が互い違いに並んでいます。

黒いアゲハチョウの仲間でクロアゲハと良く似ていますが、後羽がやや長いのが特徴です。
各地の山間部の渓流沿いなどで見られます。
初夏にはヤマツツジなどの花に、夏はクサギなどの花に集まります。
オスの後羽の前縁には白い帯があります。

大型でカラスのぬれ羽色(青緑色を帯びた黒)のチョウです。
山間部の渓流沿いなどのやや涼しいところを好むようです。
類似のミヤマカラスアゲハとの違いは、本種のほうがやや青っぽいこと、前羽の白帯の幅が広いことなどです。

アゲハに似ていますが羽は黄色みを帯びています。


黄色の地に黒い斑点があるタテハチョウの仲間です。
羽の裏側は枯葉のような色合いで保護色になっています。
花の蜜を吸うほか、樹液や過熟した果物の汁を吸います。

(キタキチョウ)羽の黄色いチョウで比較的よく見かけますがすばやく飛び回ります。羽の裏側には黒い斑紋があります。
最近では南西諸島以南に生息するものと南西諸島から本州に生息するものは異なるものとし、南方のものをキチョウ(前羽表の縁毛は黒色が混じる)、日本のほとんどの地域で見られるものはキタキチョウ(前羽表の縁毛は黄色)と呼び分けています。