ハチ目 アリ科

アリ科
多くは体長3mm以下の小さな昆虫で通常は羽が生えていず、地面をはって地中に巣を作って集団生活し、エサを集めて巣に運び込む。
アブラムシやチョウの幼虫から甘い汁を貰う代わりにこれらの昆虫の天敵から守って共生する種もいる。

街中から低山地まで普通に見られる黒いアリの仲間です。働きアリでも体長は10mm前後と大型です。
働きアリは、体長10mm足らずの通常タイプと上あごの発達した頭の大きい体長10mm以上の2つのタイプがいます。

体長7mm前後で頭部と腹部は黒く、胸部は赤いアリで腹部背面には前部と中間部に短いとげが1対ずつ、後部に釣り針状に曲がったとげが1対あります。クロオオアリやムネアカオオアリの巣に一時的に下宿させてもらうことが知られています。

アリの中では大きなほうで体長10mm前後、女王アリは20mm程度になります。全体に黒く胸部後部と腹部の一部が赤いのが特徴です。
朽木などに巣をつくり集団生活をします。

働きアリは体長10mm前後の黒くて光沢のあるやや大型のアリの仲間です。足は明るい赤茶色をしています。