『イトトンボ』 の検索結果

紅色の糸のように細いとんぼという意味です。
前方がオスで後方がメスです。オスのほうがやや濃い紅色をしています。

関東以西に分布し、雄は水色と黒のツートンカラー、雌は褐色と黒のツートンカラーで体長30mm以上になるイトトンボの仲間です。
体色はクロイトトンボとよく似ていますが、本種は腹の上側は黒いが下側の色が異なり、また肩条があることから区別できます。
雄は名前の通り腹部は細いのですが、雌はそれ程細くはありません。

体長23mm前後の雄は水色、雌は黄褐色のイトトンボの仲間で、雄の複眼は特にトルコ石のような鮮やかな水色をしています。オオイトトンボやセスジイトトンボとよく似ていますが、本種は複眼の上部後方にも水色の点があることで見分けます。
水草に卵を産み付けますが、水面に出た水草を伝ってどんどん深く潜水しながら卵を産み付けていきます。このときは雄は我慢できなくなったのか5分くらいでぱっと飛び出してきましたが、雌はまだまだ産卵を続けていました。

清水の湧き出るような山間部に生息するイトトンボの仲間で羽を開いたままとまる。