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ウチワヤンマに良く似た南方系のサナエトンボで温暖化のためか分布域が北上し、今では関東でも見ることがあるそうです。
ウチワヤンマはウチワ状の突起に黄色い斑紋がありますが、本種の突起部は真っ黒です。
池の周りの草や棒の先に止まっているのを見かけます。

体長5mm程度のごく小さな黒いとげは虫の仲間で前羽にはとげが生えています。全体に黒く、足はオレンジ色、触角は黒味がかったオレンジ色をしています。
タケの葉を食べます。

裏は枯葉のような地味な茶褐色ですが表はオレンジ色で蛇の目模様のあるチョウです。
南方系のチョウで福岡あたりが北限のようです。

本州から九州の丘陵地や低山地の池や小川で繁殖する小型のサナエトンボで春早くから羽化します。
コサナエやオグマサナエは肩の黒い部分に黄色い状が入りますが本種には入りません。

体長25から40mm前後の細長いコウチュウの仲間で、緑色と赤紫の金属光沢のある体色が特徴です。成虫はエノキなどの葉を食べますが炎天下で梢の上を多数飛んでいるのを見かけることがあります。
木の上へ上へと上る習性があるため、飼育するときはエノキの枝が飼育箱の天端にくっつくように入れるのがコツです。