【トンボ目】 『アリ』 の検索結果

ウチワヤンマに良く似た南方系のサナエトンボで温暖化のためか分布域が北上し、今では関東でも見ることがあるそうです。
ウチワヤンマはウチワ状の突起に黄色い斑紋がありますが、本種の突起部は真っ黒です。
池の周りの草や棒の先に止まっているのを見かけます。

水のきれいな川の上流に生息するサナエトンボの仲間で、成虫は4~6月に出現し、木の葉の上や石の上にいるのを見かけることがあります。
クロサナエによく似ますが本種は首の黒い部分に黄緑色の斑点があり、肩の小斑も本種のほうが大きい。胸部側面には黒い筋が2本入っています。オスの尾先はハの字状に開いています。
名前はフランス人昆虫学者のDavidにちなんでいるそうです。

北海道から九州まで分布し小川の周辺で見られるカワトンボの仲間です。細めの緑色の体で草の葉などに羽を閉じて止まります。
羽の色は、透明・黄褐色・褐色のタイプがあります。褐色型の羽の前縁には黄褐色の部分があります。
従来はオオカワトンボとヒガシカワトンボと呼ばれていたもので、最近のDNAの塩基配列の解析結果と名前の混同を避けるため2007年に呼び名がニホンカワトンボと変りました。
かつてニシカワトンボ、カワトンボと呼び名が変ったものはアサヒナカワトンボと呼称が変っています。

アカトンボの中では大きな部類で体長40mm超、羽の先端が茶色に染まっているのが特徴です。胸部側面には太くて黒い2本の筋が入ります。
成熟したコノシメトンボの雄は真っ赤に染まるのですが、本種の雄は黒味が強く、赤というよりはくすんだ茶色といった感じになります。
雌雄ともに顔面にマユタテアカネと同様の斑紋があります。

体長30mm程度の小さいサナエトンボの仲間で渓流沿いに生息し、春から初夏にかけて見られます。
肩の条が太く胸部側面の条は1本です。
全体に黒く腹部側面には楔条の黄色い模様があり、背中にも黄色い筋が通っています。

関東以西に分布し、雄は水色と黒のツートンカラー、雌は褐色と黒のツートンカラーで体長30mm以上になるイトトンボの仲間です。
体色はクロイトトンボとよく似ていますが、本種は腹の上側は黒いが下側の色が異なり、また肩条があることから区別できます。
雄は名前の通り腹部は細いのですが、雌はそれ程細くはありません。

羽が半透明で赤茶色のカワトンボの仲間で、オスは体は光沢のある緑色をしています。羽の先端付近にはやや濃い目の斑紋があります。
メスはオスより羽の色がややうすく、体は茶色っぽい色をしています。また、羽の先端付近には白い斑点があります。
渓流沿いにいることが多く、涼しい場所を好むようです。