【カメムシ目】 カメムシ亜目 カメムシ科

カメムシ科


光沢のない黄緑色のカメムシで、いろんな植物の汁を吸います。
稲や豆などの汁を吸うため厄介な害虫とされています。

体長10mm前後で背中の赤と黒の縦じま模様が目立つカメムシの仲間で、日本各地で見られ、夏にセリ科の花に集まります。
お腹側は赤に黒いドット模様が入っています。
写真は浜辺に生えるセリ科ボタンボウフウにきていたものです。

体長10mm前後のカメムシで緑色の羽に黒い小さな点が多数付いています。成虫の胸部には横一文字に筋が入ります。

体長10mm足らずの黒褐色の小さなカメムシで肩に牛の角のような突起があるのが特徴です。背中には2つの白丸が並んでいます。アセビフジの汁を吸うらしいのですが越冬のためかベランダに飛んできていました。色は変異が大きく白黒斑模様のものもいるようです。

灰褐色に黄色身を帯びた小さい点がたくさんあるカメムシです。
長崎から広がった外来種だそうで今では福岡でも普通に見られます。
公園のサクラシラカシの木にとまっているのを見つけて撮りました。

体長16mm前後の暗褐色に黒のまだら模様のカメムシの仲間で、各地で見られます。クサギミカンモモなど多種の樹木で見られ、果樹の汁を吸うため害虫扱いされます。

体長10mm程度の体色が緑、羽が茶色のカメムシです。草木の葉の上で見つかりますが、花の蜜や果実の汁を吸います。

北海道から九州の山地に生息する体長20mm前後のカメムシの仲間で、全体に金属光沢のある緑色をしています。胸部の側面に角のような突起があります。
カエデ類、ケヤキ、シラカバなどの広葉樹の樹上にいるとされますが、今回はヤマザクラウリハダカエデの幹に止まっているのを撮影しました。

両肩にとげのような突起がある茶色いカメムシです。
羽の真ん中には白い点があります。
キク科やバラ科の植物が好きなようです。
写真はバラ科のキンミズヒキに来ていたものです。

体長7mm前後の黒地にオレンジ色の模様が入ったカメムシです。アブラナ科ダイコンキャベツの害虫ですが今回はイヌガラシにいるのを見つけました。

長さ10mm強の赤紫(小豆色)のカメムシで背中の中央に白い斑があります。腹部の上側面は白と黒の斑模様に待っています。マメ科キク科の植物に付くことが多く今回はハマニガナにいるのを見つけました。

別名ツヤマルシラホシカメムシ。
本州以南に分布する体長5mm前後の小さなカメムシの仲間で体色は紫茶色で前羽の付け根にくっきりとした白い斑点があります。