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やや太いイトトンボの仲間で羽を開いてとまるものが多い。

体長30mm前後のイトトンボでオスのお尻の部分に青い(水色)の紋があり名前の由来となっています。
未成熟なメスは胸部が鮮やかなオレンジ色をしていますが成熟すると褐色になり、中にはオスと見分けがつかないような黄緑色の個体もいます。

秋に群れて飛ぶアカトンボの名で親しまれている体長40mm前後の小型のトンボです。ナツアカネとよく似ていますが、本種は夏の間涼しい高い山で過ごし、秋になると繁殖のため平地に降りてきます。
胸部側面の下から尾の斜め上方に伸びる黒い筋の先端がとがっており、背面(羽の間)は胸部側面と同じような褐色をしています。また羽の先端付近にある縁紋が赤みが勝っているのが特徴です。

体は緑色の金属光沢があり、胸や尾は白粉を吹いたような状態になります。
メスの羽は透明ですが、オスの羽は茶色、薄茶色、透明と個体により差異が生じます。
かつてニシカワトンボ、カワトンボと呼び名が変ったカワトンボの仲間で、最近のDNAの塩基配列の解析結果と名前の混同を避けるため2007年に呼び名が変りました。
ちなみにオオカワトンボとヒガシカワトンボはニホンカワトンボと呼称が変っています。

糸のように細いトンボの仲間で前羽と後羽の大きさがほぼ同じで羽をたたんでとまる。

薄羽黄トンボ。
日本では越冬地が少なく春に南方から飛来するそうです。
比較的高いところを長時間とび、木の枝などにぶら下がって休憩します。

体色は黒と黄の縞模様で目が緑色で、尾の先端がウチワ状に広がっていることから命名されています。
オニヤンマに似ますがコオニヤンマ同様サナエトンボの仲間で、棒の先端などに頻繁にとまります。

体長40~50mmの透明な羽と金属光沢のある緑色の細い体が特徴のトンボです。
羽を広げたままとまります。
アオイトトンボは胸の部分が白粉をふいたようになりますが、本種では現れません。
秋によく見られるようです。