ハエ目 ムシヒキアブ科

ムシヒキアブ科


草原や林縁で見られる黄褐色で体長30mm近くになる大型のムシヒキアブの仲間でコガネムシなどのコウチュウやハエを捕らえて体液を吸います。目は見る角度によって緑色からオレンジ色に変化します。足は黒いのですがすねの部分はオレンジ色。

体長20mm前後の毛むくじゃらで、全体的に黒くお尻や足にはオレンジ色の毛が生えているムシヒキアブの仲間です。雌の胸部は黒いのですが、雄はオレンジ色のけがは得ています。
顔面にはクリーム色の剛毛が生えています。

体長15mm前後のムシヒキアブの仲間で全体に黒く腹部には黄色い帯があります。黄褐色の毛が生えており、胸部背面には2箇所のくぼんだしわがあります。
コゴメウツギの葉の上で花に集まるハナアブを待ち伏せしていましたが狩にはなかなか成功しないようです。

体長15mm前後の黒いムシヒキアブの仲間で胸部には金色の毛が生えています。成虫は他の昆虫を捕らえて食べます。
羽をV字型に開いてとまることが多いようです。

体長24mm前後の全体に黒く、アゴや胸部に白灰色の毛が生えるムシヒキアブの仲間です。尾先は真っ黒で雄は大きな交尾器が目立ちます。

体長27mm前後で茶褐色のムシヒキアブの仲間で、頭部や胸部にも淡いカフェオレ色の長い毛が生えています。雄の尾先には白い毛がまとまって生えていて、塩を吹いているように見えるということから銘々います。
ムシヒキアブの中では大きく、主にコガネムシ類やハエを捕まえて体液を吸います。