トンボ目 イトトンボ科

イトトンボ科
糸のように細いトンボの仲間で前羽と後羽の大きさがほぼ同じで羽をたたんでとまる。

体長30mm前後のイトトンボでオスのお尻の部分に青い(水色)の紋があり名前の由来となっています。
未成熟なメスは胸部が鮮やかなオレンジ色をしていますが成熟すると褐色になり、中にはオスと見分けがつかないような黄緑色の個体もいます。

本州から九州まで分布する体長30mm前後のイトトンボで、雄は黄色い腹と黄緑色の胸に尾先の上側は黒、雌は雄よりやや大きく尾の先まで黄色い。
最近は個体数がかなり減っているようです。

羽は透明で、体色は全体に緑がかった黒色で、胸と尾の一部が水色の小さなイトトンボの仲間です。雄は成熟すると胸部の側面が白粉をふいたように白くなり黒い部分との境目が不明瞭になります。
水草に卵を産みつけるため、水草の生えている池の周辺に見られます。

体長20mm前後の小さなイトトンボでオスは成熟すると胸部が白粉を吹いたような色になります。
未成熟なメスは赤い。
体の割りにお尻の先が太く赤みを帯びていて、マッチ棒のような感じに見えます。
九州では普通に見られるイトトンボの仲間です。

紅色の糸のように細いとんぼという意味です。
前方がオスで後方がメスです。オスのほうがやや濃い紅色をしています。

関東以西に分布し、雄は水色と黒のツートンカラー、雌は褐色と黒のツートンカラーで体長30mm以上になるイトトンボの仲間です。
体色はクロイトトンボとよく似ていますが、本種は腹の上側は黒いが下側の色が異なり、また肩条があることから区別できます。
雄は名前の通り腹部は細いのですが、雌はそれ程細くはありません。

体長23mm前後の雄は水色、雌は黄褐色のイトトンボの仲間で、雄の複眼は特にトルコ石のような鮮やかな水色をしています。オオイトトンボやセスジイトトンボとよく似ていますが、本種は複眼の上部後方にも水色の点があることで見分けます。
水草に卵を産み付けますが、水面に出た水草を伝ってどんどん深く潜水しながら卵を産み付けていきます。このときは雄は我慢できなくなったのか5分くらいでぱっと飛び出してきましたが、雌はまだまだ産卵を続けていました。