トンボ目 カワトンボ科

カワトンボ科
渓流の周辺に生息する大型のイトトンボの仲間で羽を閉じてとまる。羽は茶色や黒など有色のものが多い。

体は緑色の金属光沢があり、胸や尾は白粉を吹いたような状態になります。
メスの羽は透明ですが、オスの羽は茶色、薄茶色、透明と個体により差異が生じます。
かつてニシカワトンボ、カワトンボと呼び名が変ったカワトンボの仲間で、最近のDNAの塩基配列の解析結果と名前の混同を避けるため2007年に呼び名が変りました。
ちなみにオオカワトンボとヒガシカワトンボはニホンカワトンボと呼称が変っています。

北海道から九州まで分布し小川の周辺で見られるカワトンボの仲間です。細めの緑色の体で草の葉などに羽を閉じて止まります。
羽の色は、透明・黄褐色・褐色のタイプがあります。褐色型の羽の前縁には黄褐色の部分があります。
従来はオオカワトンボとヒガシカワトンボと呼ばれていたもので、最近のDNAの塩基配列の解析結果と名前の混同を避けるため2007年に呼び名がニホンカワトンボと変りました。
かつてニシカワトンボ、カワトンボと呼び名が変ったものはアサヒナカワトンボと呼称が変っています。

本州から九州に生息する体長60mm前後の羽の黒いカワトンボの仲間で、体色は雄が緑色、雌は黒く、暑い時間帯には木陰や森の中の涼しい場所にいます。

羽が半透明で赤茶色のカワトンボの仲間で、オスは体は光沢のある緑色をしています。羽の先端付近にはやや濃い目の斑紋があります。
メスはオスより羽の色がややうすく、体は茶色っぽい色をしています。また、羽の先端付近には白い斑点があります。
渓流沿いにいることが多く、涼しい場所を好むようです。